調査の概要

 本調査報告書は2003年に日本で実施した「働くことの意識調査」の結果をまとめるものである。また、その比較として、2002年に日本と中国で実施した同調査の結果も取りいれている。各調査の概要は次の通りである。

1 調査期日

  日本 2002年調査:平成14310日〜430

     2003年調査:平成15310日〜430

  中国 2002年調査:200261日〜630

2 調査対象
   日本: 平成14年と15年とも国立オリンピック記念青少年総合センターで行われた「新社会人研修村」に参加した企業の新入社員。
   中国: 2002年の職業高校と大学の卒業生で就職先を決めている者。


3 調査方法
  日本
新入社員の研修会の際、各企業の担当者に一括して調査票を手渡し、その場で、各調査対象者に回答してもらい回収した。
  中国:日本のような新入社員の集団研修会がないので、卒業生の学校での集会を利用して、学校の担当者に一括して調査票を手渡し、その場で、各調査対象者に回答してもらい回収した。


4 調査内容

   2002年と2003年の調査内容は全く同じではなく、各調査の内容は次の通りである。

 

日本

中国

2003年

2002年

2002年

1 会社を選ぶことについて

×

2 働く目的・態度

×

3 仕事・組織・人間関係観

4 やる気

×

×

5 学校時代の自己像

×

×

5 調査対象者の基本属性

 

 

日本

中国

2003

2002

2002

性別

1. 男性

59.2

62.5

53.1

2. 女性

39.7

33.7

46.2

無回答

 1.1

 3.8

 0.6

卒業学校

1. 普通高校   

12.9

-

-

2. 職業高校 

 3.6

-

53.4

3. 専門学校 

 4.2

-

-

4. 短大

 3.5

-

-

5. 四年制大学

71.2

-

45.5

6. その他

 4.2

-

 0.2

無回答

 0.4

-

 0.9

職   種

1. 生産現場

 3.1

 4.2

22.6

2. その他の現場 

 7.9

10.6

 8.3

3. 店舗    

51.2

27.4

 7.2

4. 営業職

 7.4

15.2

14.2

5. 事務職

 1.9

 6.0

18.8

6. 研究職

 2.5

 2.8

13.9

7.その他

21.8

27.8

10.2

無回答

 4.2

 5.9

 4.8

 

総数(人)

1113

2997

1114

   

 

 

日本

中国

2003年

2002年

2002年

産  業  別

1 鉱業

0.0

 0.0

 1.8

2 建設

0.0

 4.3

 3.2

3 製造

5.0

12.0

13.1

4 卸・小売

40.0

15.6

 1.3

5 金融・保険

5.0

 5.9

10.5

6 不動産

0.0

 0.8

 3.3

7 運輸・通信

0.0

 3.6

13.6

8 電気・ガス・水道・熱供給

0.0

 0.0

 1.1

9 サービス業

50.0

45.4

33.0

10 その他

0.0

 8.3

13.3

無回答

0.0

 3.9

 5.7

会社規模別

1 99人以下

0.0

 0.8

11.9

2 100〜499人

50.0

13.1

22.1

3 500〜999人

15.0

21.4

14.4

4 1000〜1999人

20.0

12.6

10.9

5 2000〜2999人

5.0

10.7

11.7

6 3000〜3999人

0.0

11.7

 4.1

7 4000〜4999人

5.0

 6.2

 2.1

8 5000人以上

5.0

19.4

17.3

無回答

0.0

 4.1

 5.6

 

総数(人)

1113

2997

1114

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